豚子の皮膚の病気Q&A

自身の肌トラブルに関する体験談や皮膚の病気についてのブログ。

10年間、ニキビとニキビ跡に悩まされたお話①

こんにちは!豚子です!
普段は皮膚科の看護師をしておりますが,,,

 

今日は、中学時代から大人になるまでニキビに悩み、自分が試した治療方法や効果について実体験をお話しします。

 

実は中学、高校とずっと日記をつけていました。

 

ふと読み返すと・・・「このニキビはいつ治るのだろう?」「ニキビやばすぎてつらたん(;;)」「ニキビむかついてつぶしてやったわw」などの相当ニキビに悩んでいる思春期の自分がいました。

 

表現はちょっと笑えましたが、この体験談が同じように悩んでいる人のお役にたてたら良いなーと思います。

 

目次

 


中学時代

 

~初めて皮膚科クリニックに受診したお話~

 

中学校2年生くらいから、おでこと頬に赤ニキビがたくさんでてきました。

 

皮膚科に通って、ダラシンとディフェリンという塗り薬を処方してもらいましたが、肌自体が弱くてかぶれてしまったんです。

 

後々、ディフェリンの薄く皮をむく働きでそうなる人がいることを知りました。

 

皮膚科の薬を使い続けることができなくなって、市販のニキビの薬とかも試してみましたが、あんまり効果はなかったです。

 

今思えば、基本の洗顔の仕方ができていなかったり、髪の毛でニキビを隠すようにしていたり、色々な保湿剤などを試してみたりと、ニキビを悪化させてしまうような行動もよくなかったんだと思います。

 

皮膚科では基本的な洗顔方法や生活の注意点について教えてくれました。

 

ニキビに負担をかけない洗顔方法

1.両手いっぱいのもこもこの泡をつくる。(泡立てネットを使うと良い)

2.泡の上から手を動かすような感じで洗う。(肌をこすらない)

3.すすぐときもこすらず、20回くらいお湯をかける。37℃くらいのぬるま湯を使用する。(熱いお湯は必要な油分もとってしまう)

4.顔を拭くときはおさえて拭くようにする。

 

一連の洗顔の動作で、こすらないのが一番大事と言われました。

 

 

生活の注意点

 

・汗もニキビを悪化させる。私の場合は運動部だったので、家に帰ったらすぐに顔を洗うように言われました。

 

・髪の毛も刺激になって、ニキビを悪化させる。前髪はピンでとめて、長い髪は束ねたり、耳にかけるようにするよう言われました。

 

・ニキビは絶対つぶさない。膿がたまるとつぶしたくなりますが、傷が残りやすくなるためNGです。私の場合、これを繰り返した結果、大変なことになりました。

 

・医学上、食べ物はニキビの悪化には直接関係ないとされているようです。しかし、個人的にこれを食べたらニキビがでやすいなーというものは避けるよう言われました。

私の場合は、脂っこいものやチョコレートはとりすぎないようにしていました。

 

 

 

さて、膿をもったニキビをつぶしまくっていた中学時代。これが、今後さらに苦労する原因となってしまったのです、、、。

 

 

高校時代

 

~市販の美容液を色々試したお話~

 

高校生になって、前よりはニキビが落ち着いてきましたが、がっつりニキビ跡が頬に残ってしまいました。

 

少し色のついた日焼け止めを塗って、学校に通っていた記憶があります。

それでも、忌まわしきニキビ跡はくっきり見えていました。

 

皮膚科は既に使える薬がないと思っていたので、手当たり次第に市販の『美白』や『ニキビ跡』とかかれた美容液などを塗りまくっていました。

 

あんまり効果はなく、時々合わない美容液があるとかぶれていました。

 

それを見かねた母が、プロアクティブを買ってくれましたが私の場合は改善しませんでしたね。

 

そんな中でも、かぶれることもなく、唯一「ニキビ跡が薄くなったかも?」と思える美容液がありました。

 

ロート製薬のメラノCC美容液』です。今でもこの商品は薬局とかにあるため、知っている人は多いのではないでしょうか?

 

たまたまだったのか、気分的な問題もあったのかもしれませんが、ほんの気持ち程度ですが効果を実感できた製品です。

 

シミやニキビ跡の予防効果もあるということなので、実は大人になった今でも使い続けています。

 


専門学校時代

 

~ニキビ治療で挫折してしまったお話~

 

高校を卒業後は専門学校に通いながら、アルバイトをしていました。


やはりニキビ跡を治したいと思い、再び皮膚科を受診しますが、保険診療で処方されるニキビの薬って同じようなものばかりなんだということを知ることになります。

 

すでにほとんどの塗り薬を試していたので、ニキビ跡に関しては、美容皮膚科でレーザー治療をするしかないと言われました。

 

美容皮膚科は費用がかかることから、治療を断念しました。

 

 

 

さて、今回は学生時代までの『ニキビVS私』のお話をお伝えしました。

次回は社会人になった後の奮闘記録をつづります。

 

ご覧いただき、ありがとうございました!